西行 桜 春爛漫

株式会社 人形の天明館

2012年04月17日 22:38

春爛漫を迎えました。
あちらこちらでソメイヨシノのたよりをききます。

この時期になると西行法師のこの歌を思い出します。

願わくば 花の下にて 春死なむ その如月の 望月の頃

平安時代からこっち、和歌の世界では「花」はイコール桜です。
旧暦の2月15日ならば、今の3月半ば頃でしょうから、
西行のいう桜は彼岸桜か山桜でしょうか。


TV「平家物語」では藤木直人が佐藤静清を演じていますが、
実際、文武両道に優れ、イケ面だったらしいです。

悟りを求めながらも花鳥風月を愛でた歌人で、
桜を詠んだ歌はそれこそ数知れずあるみたいですし、後の芭蕉にも影響を与えた、とはいうものの、
出家の折、自分の娘を縁側から蹴り落として、俗世間から縁を切った、とされており、
この一点で、僕はあまり好きではありません。

ただ、弁護するわけではありませんが、娘の行く末を外からずっと見守り続けた、とはいいます。



さて、いよいよ造幣局の通り抜けが始まりました。
僕はソメイヨシノより八重桜の華麗さが好きですね。
まるでバラのような(バラ科だから当然なのですが)豪華さに目がいってしまいます。

もうちょっと先になると三田永沢寺の芝桜も美しい。

暖かく、空気も清澄でまさに風薫る五月はもうすぐ。
お子さんの初節句も重なり素晴らしい季節を過ごされることを祈り上げます。



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