家紋とお節句
2012年03月14日
これは当店で使用している「紋帳(もんちょう)」です。
僕が物心付いた頃から既に店で使っていました。
おそらく半世紀は経っていると思います。
年季入っとんなー!
少し前までは鎧や兜の飾りには当然のように提灯を飾りました。
ない方が「すっきりする」
「なくてもサマになってる」
「予算の関係で省略したい」
ここでもシンプルさを求められる方が多いようです。
店頭の飾りには、「家紋」をいれず白無地のままで展示することが多いのですが、
おうちでお節句の飾りとしては「無紋」は縁起がよろしくないとされています。
「うち、紋なんかないわー」とおっしゃるお客様もたまにいらっしゃいますが、
そんな場合は「五三の桐」が仮に使われることが多いようです。
これは、お節句に限らず、和装関係一般の慣例のようです。
なぜなのでしょう?また調べておきます。
前回掲載した鎧飾りの画像の右下に将棋の駒の形をした立札(まねき といいます)が写っています。
ここにはお子さんのお名前、生年月日を記入します。
当店では筆耕に出して、納品します。
これは無地で納めることも多いですよ。
親御さんやお爺様方が書いてあげる、素敵なことだと思います。
くどいようですが、どなたの厄を替わりに背負っているか、
どなたのものか、を示すものといえます。
堂々と所有権を主張しましょう。
ついでですが、一般に誰が作ったものかを示す 作者のまねきとお子さんのまねきの二枚あった場合、
向かって右にお子さんのまねきを、左に作者のまねきを置いてあげてください。
我々は向かって右を上座と捉えます。
古来の天皇さんの並び位置に由来する「左優位」に基づくのでしょう。
話がそれました。
僕なんか頭が古いですから、折角の「跡継ぎ」が誕生したのだから、
どこかに家紋を入れておいてやりたい、と思うのですが。
そこで、こんな商品を提案します。
脇役ですが、ご好評を頂いています。
紋入り、紋なし両方ともオルゴールが付いていて「鯉のぼり」が流れます。
「ボクとこの家紋なにー?」と聞かれて、
「〇〇ーっ!」と即座に答えられるお子さんって、別にかっこよくはないかな?
でも何気ない、節句飾りにあった家紋を子供の頃から何気なく覚えていく、
こんなところから常識は身に付いていくのかも知れません。
将来、家紋の見本が必要になる時、例えば結婚式で和装する時、など
ひょっとしたら役に立つかも知れませんよ。
お問合せ 06-6761-3877
専務 丹生 (にう)まで。